交通事故後、ケガの治療のために整形外科にはどのくらいの期間通院すればよいのでしょうか。
今回は、整形外科の通院に必要な期間がどの程度になるかを詳しく解説して、1日でも早く症状を改善させるために気をつけた方がいいことをわかりやすく解説します。
1．整形外科に通院する前に知っておくべき2つのこと
整形外科に通う前にいくつか気をつけるべきことがあります。交通事故に遭遇した際は、以下のポイントに注意して通院するようにしましょう。
1-1．事故後速やかに診察を受ける
交通事故に遭った際、事故直後には痛みがまったくないケースもあります。痛みがないので無傷だと思い、しばらく経過したあとに、手足のしびれや痛みが発生することもあるでしょう。
本来であれば交通事故を起こした相手に治療費を負担してもらうことも可能ですが、このような場合は治療タイミングが遅くなってしまったことから、治療費を負担してもらえないケースが生じやすいです。
主な理由としては、事故直後に異常がなかったため、交通事故が原因だと特定できないと保険会社に判断されてしまうからです。そのような事態を防ぐためにも、事故後は必ず整形外科に足を運んで精密検査を受けるようにしましょう。
1-2．通院中に治療費の支払いを打ち切られる可能性がある
整形外科では、体に痛みや違和感が残っていた場合にも、治療を終わらせるよう医師から進言されることがあります。これは骨に異常がないため、治療をする必要がないと判断されているからです。
まだ治療が必要な状態でも主治医に治療の継続性を認めてもらえないと、交通事故の治療費の負担が打ち切られて、以降は自己負担になってしまう恐れがあります。
その場合、筋肉や神経など骨以外の内部組織が損傷している可能性がありますので、治療方針をしっかりと立てている整形外科を選ぶようにしましょう。
2．交通事故によるケガの完治に必要な期間
具体的に交通事故の治療が完治するまでには、どの程度の期間が必要なのでしょうか。交通事故の度合いによって治療期間は大きく異なりますが、一般的に1ヶ月から3ヶ月程度が治療に必要だといわれています。
あくまでこの治療期間は目安なので、それ以上の期間が必要になることもあります。重症の場合は3ヶ月経過しても改善されないこともあるため、診断時に自分はどの程度の症状を抱えているのかを医師に確認し、おおよその通院期間を把握しておきましょう。
3．通院する整形外科が合わないと感じた場合は？
整形外科の中には、患者との相性が悪いせいで治療をしても症状がまったく改善されないケースもあります。通院を続けていても症状が改善されない場合には、別の整形外科へ転院して治療を受けた方がいいかもしれません。
自己判断で一方的に整形外科の転院をすると、相手の保険会社とトラブルに発展する恐れがあります。しかし、転院後も交通事故の治療費を受け取ることが原則として可能なので、事前に事情を説明した上で転院することをおすすめします。
転院するタイミングは人によって異なりますが、1ヶ月程度通院して、症状がまったく改善されない場合は転院を検討するべきかもしれません。
交通事故治療の期間は1ヶ月から3ヶ月が一般的なので、半年以上通院した上で転院したいと伝えても、治療費が自己負担になってしまう恐れがあります。1ヶ月程度の通院を目安にして他の整形外科への転院を検討するようにしましょう。
4．ケガの治療期間を短くするためには、整骨院との併用がおすすめ
交通事故の治療を1日でも短くしたいと感じている方は、整形外科に通うだけではなく整骨院と併用して通院することをおすすめします。
整骨院は整形外科とくらべると待ち時間が短く、すぐに診断を受けることができます。夜遅くまで受付をしている整骨院も多いので、ペースよく通院することが可能です。
「みのり整骨院」では、20時まで受付を行っていますので、仕事帰りにも通院をすることが可能です。交通事故治療の豊富な経験がありますので、事故に遭われた方は一度ぜひ当院へご連絡ください。
整骨院と併用して通院する際は、交通事故治療に精通している整骨院を選びましょう。トラブルを回避するためには、整形外科へ事前に相談するだけではなく、交通事故を起こした相手や保険会社にも報告を入れましょう。
5．まとめ
交通事故を治療するためには、事故後すぐに精密検査を受けて正しい治療方針を決める必要があります。1日でも早い回復を目指すためには、1日でも早い事故後の対応を心がけましょう。
「みのり整骨院」では整形外科と連携して、交通事故でのむち打ちや手足のしびれに対して効果的な施術をほどこしています。他の医療機関の紹介も可能ですので、「病院には足を運ぶほどではないが、体の状態が気になる」という方は気軽にご相談ください。
